市原高一の週休5日の副業ブログ

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網羅性の高いコンテンツの書き方と上がらない理由を解説。

網羅性の高いサイト


市原です。
SEOをやっていると

『網羅性の高いサイトを作ろう』
『網羅性のサイトは上りやすい』

という話を一度は聞いたことがあるのでしょうか?
ということで今回は網羅性の高いコンテンツ(サイト)について網羅性とは何か?本当に上位表示されるのか?などを解説していきたいと思います。

網羅性とは

まずは網羅性について解説します。網羅性とは

索引法の用語で,索引対象の中の概念をどれほど多く索引語として取り上げるかの度合い.索引対象を構成する諸概念をできるだけ多く索引語とした場合,網羅性が高いという.これはまた,深い索引を行っていると表現される.網羅性が高い索引作成を行った場合,検索時には,検索漏れを避けることはできるが,ノイズが増加することになる

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となっています。要約すると指定するキーワードに対してどれだけ沢山の情報を書いているか?その情報量が多ければ多いほど網羅性が高いということになります。
また、キーワードが多く入るので検索漏れを防ぐことができ多くのロングテールを拾ってこれる可能性が高くなるということになります。

例えば、焼きそばというキーワードを説明するのであれば

焼きそばは中華麺をソースで炒めた食べ物です。

よりも

焼きそばは中華麺を炒めたもので作り方は材料は豚肉、ニンジン、キャベツの刻んだものをフライパンで炒めソースで味付けをします。また、紅ショウガや青のりなどを付け合わせにするとより美味しくなります。

と書いたほうが網羅性は高くなり焼きそば、焼きそば作り方、焼きそば材料などのキーワードも拾ってくることになります。

網羅性の高いコンテンツが上位表示された時代

2014年から2018年にかけては網羅性の高いサイトが軒並み上位表示されていました。ちょうど、共起語なども流行っていた時代です。とにかくコンテンツはキーワードをいれることをやっていれば上がる時代でした。
キュレーションサイトが流行ったのも同じ時期ですね。

網羅性のサイトが流行った理由

網羅性が流行った理由


網羅性のサイトが流行った理由は簡単に作れて上位表示されていたからです。
網羅性の高いサイトを作るにはユーザーよりも検索エンジンを相手に作ります。
本来、コンテンツはキーワードで検索したユーザーに解りやすいサイトを作るべきです。
しかし、当時はグーグルのアルゴリズムが共起語などを重要視していたので解りやすさよりも網羅性の高いサイトを上位表示させるようにしていました。

また、記事を作るときにもサジェストからキーワードを探し外注に依頼するればコンテンツが出来たので文章力などなくても簡単に作ることが出来たのも多くの人が参入した理由です。

網羅性の高いサイトの作り方

当時、流行った網羅性の高いサイトの作り方を紹介します。本当に簡単です。
今は上りませんがw

メインキーワードのサジェストキーワードから作る

メインキーワードを決めたらそのキーワードのサジェストを調べます。サジェストとは複合キーワードのことです。
焼きそばとヤフーで検索すると以下のようなサジェストが出てきます。

サジェストキーワード

美味しい作り方、レシピ、アレンジなどでてきますね。
あとはこれで見出しを作て行きます。

  • 焼きそばの美味しい作り方
  • 焼きそばのレシピを紹介
  • 焼きそばのアレンジはコレ
  • 焼きそばのカロリーってどのくらい?

このように見出しを作ります。あとはこの見出しについて外注に記事を書いてもらえばコンテンツの完成です。外注も1見出しに対して100~500円ほどで書いてくれるので1記事作るのに2000円前後で作ることができます。

網羅性の高いサイトの作り方 上位サイトを参考にする

 先ほどはヤフーのサジェストなどで網羅するキーワードを狙いましたがこちらは実際にそのキーワードで上位表示されているサイトのコンテンツを網羅してコンテンツを作ります。
まず、検索で狙うキーワードを検索します。

検索上位のサイト

次に上位のサイトを1つづつ見ていき見出しを抜き出していきます。
上位10サイトの見出しを抜き出したら被る見出しは1つにまとめて10サイトを網羅した見出しを作ります。
あとはその見出しで記事を書けば完成です。
プラスαとして上位に書かれていない内容も入れてあげたほうがさらに網羅性が高まるので上がりやすくなります。

見出しを決めて記事を作る

見出しを決めたら記事を書きます。記事は上位サイトのコンテンツを参考に使われているキーワードを意識しながら 1見出しに300~500文字程度を書いていけばOKです。

以上が2016年ころに流行っていた網羅性の高いサイトの作り方です。
外注で記事を作ることが出来て状にサイトを参考にするだけなので誰でも作ることが出来ました。月間1000万PVのサイトもあったくらいです。
しかし、2018年から網羅性の高いサイトは上らなくなってしまいました。

2018年網羅

網羅性は上らない


の高いサイトは上らない

様々なキーワードで上がった網羅性の高いサイト。一体なぜ、上がらなくなってしまったのでしょうか?
それはグーグルのコンテンツ分析の精度が上がったことGoogleが目指す検索毛かとの違いが大きな原因です。


網羅性の高いサイトは使いずらい

網羅性の高いサイトはユーザーでなく検索エンジンを対象に作ります。そのためユーザーの見やすさなどは考慮せずにキーワードを網羅することしか考えられていません。
そのため、ユーザーにとっては探したい情報がすぐに見つからない使いずらいサイトになってしまいます。

ロングテールのキーワードでの網羅の使い方が間違っている

網羅性とはでも書かれていましたが 

索引対象の中の概念をどれほど多く索引語として取り上げる 

が網羅するということです。キーワードに対してより深堀していくのが本当の網羅なのですが上位のサイトなどを参考にするとキーワードとは関係ないことまで書いてしまいます。
例えば野球 ルールでページを作るときに上位に野球とは,野球の歴史などが書かれていると同じように野球とは,野球の歴史などを書くことになります。
野球のルールを知りたいのに関係ない歴史などを入れてしまうことは本来の網羅性とは全く違う作り方になってしまうわけです。

上位のサイトが入れ替わった

これは単純な理屈です。検索順位は日々変わります。アルゴリズムの変更などがあると大幅に上位が入れ替わることは珍しくありません。
そのため、当時は上位10サイトのコンテンツを網羅していてても数か月経ち、上位のサイトが入れ替わっていたとしたら、それは上位10サイトを網羅したサイトではなくなてしまうわけです。

グーグルのアルゴリズムの変更 網羅より使いやすさ

これが網羅性のサイトが上がらなくなった一番の理由でしょう。
これまでは共起語などをれた網羅したサイトが上位に来ていました。しかし、そのようなサイトはユーザーにとっては使いずらいサイトになります。
グーグルが検索エンジンに一番求めていることはユーザーの使いやすさでも
どんなに素晴らしいコンテンツが書いてあっても使いづらいサイトはユーザーにとっては駄目なサイトになります。
ここに気が付いたグーグルは網羅よりも使いやすさを重要視するようになりました。

 

網羅性の高いサイトのまとめ

今回は網羅性について解説してきました。網羅性の高いサイトは一見するとボリュームも多く知りたいことが全て書いてある良いコンテンツに見えるかもしれません。
しかし、知りたいことが全て書いてあるサイトと使いやすいサイトというのは決して一致するわけではないということです。
グーグルはユーザーが知りたいことが全て書いてあるサイトよりもユーザーの知りたいことが直ぐに解るサイトを評価するようになりました。
1キーワード1ページという考えもそうですね。
検索エンジンよりもユーザーを見るようにすると本当に評価されるサイトが書けるようになるので是非参考にしてください。

 

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